長梅雨はいつまで
七月も下旬になって続く梅雨の日々は、
アンニュイな気分にさせる。
そうすると、わざわざ出かけることも
なかろうと諦めもつくので、本を読んだり、
ご無沙汰している人たちに暑中見舞いを
したためたりと、雨の日なりの過ごし方を
考えればよい。
ベランダのプランターに植えたプチトマトには
二つの結実が観られるのだが、日照の都合か、
幹の下の方が濃い緑でないために、少々
心許ない気がしている。
毎日のように具合を見ているので、ずいぶんと
情が湧いてくるのを覚える。
心配であれば、気がかりになる。
気がかりを怠ると取り返しのつかないことに
なっていることがあるので、まずます気が
そちらへ引きずられる。
趣味の範囲で、野菜を育てていてもこれだけ
気がかりなのだから、農家は気が気でないだろう。
野菜が不作になれば、市場価格が上がることになる。
特定の野菜が不作になると、他の野菜への
需要が増えて連鎖的に値上がりすることになる。
長梅雨は、単に楽しみの「芝刈り」が延期になる
だけではないのである。

